地域通貨の試み

2010年5月28日
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地域通貨の試み
面白い試みである。山形県高畠町で流通する地域通貨「ワン券」「ニャン券」や、地元商店街で商品を購入すると付与される「ハッピーシール」で、県・町民税など地方税や公共料金の支払いに使用できるようになった。発行する高畠商業協同組合の要望などを受けて、町で昨年2月から検討し、実施に踏み切った。ワン券・ニャン券は86年に発行され、流通残高は昨年9月で約700万円だ。1円が1ワン・ニャンに相当し、商品券のように購入する。ハッピーシールは85年に発行され、同組合の加盟店で100円の買い物をするごとに1枚がもらえ、350枚集めると500円分の商品券になる仕組みだ。これまでの用途に加え、通貨価値はそのままで、県・町民税や固定資産税、後期高齢者医療保険料、水道料金や町営住宅の家賃の支払いなどに利用可能となった。役場内のJA窓口でのみ手続き可能で、お釣りはでないため、差額は現金で支払う必要がある。購入もできる地域通貨が広範な公共料金に使える例は、全国でも珍しい試みだろう。定額給付金の交付に併せて、地域振興券を発行する動きも広がっている。地域振興には地域のアイデアが必要なのだ。   地域再生とネットワーク―ツールとしての地域通貨と協働の空間づくり作者: 出版社/メーカー: 昭和堂発売日: 2008/04メディア: 単行本

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